「シカ」ってなに?
GWもあけました。
また忙しい日常が戻ってきましたね。
なかなか定期的な施術に来れない方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも2か月に1回は、レーザーでもRFでもハイフでもなんでもいいですから、表皮から真皮にかけて、熱を入れ込んでコラーゲンを増やしておきましょう。
最近では温熱刺激でHSP(ヒートショックプロテイン)も産生されて、老化を防ぐとの知見もあります。
HSPとは、じんわりと長く熱を加えていると産生されるもので、湯治(温泉に何度もはいって治療すること)の際には大量にみられる修復機能有するタンパクです。
老化とは、細胞が日々壊されていく状況に、新生および修復されるスピードが追い付かない状態ですから、温熱刺激はアンチエイジングにはマストです。
さて、今回のお題は、昨今巷で人気の「シカ」でございます。
そうです、修学旅行や遠足で皆さんも一度は行って触ったことがありますよね。
ほんと、シカせんべいもってると無限に寄ってこられるので、もう大変ですよね。
奈良公園に行くと、あたりは「野良シカ」状態で、一匹ぐらい車のトランクに積み込んで持って帰ってジビエ料理にしても、誰も分からんぐらいです。
そんなシカの○○からの抽出成分をコスメにして売ったところ、奈良あたりでは人気急上昇中、、、、
、、、、な、わけない!!
本当は「シカ」➡CICAでございます。
CICA=「Centerlla asiateca (センテラ アジアティカ)」というハーブの名前から生まれた、理解に苦しむ略語です。(諸説あり)
「センテラ アジアティカ」の日本名は「ツボクサ」
抽出される主成分は、「マデカソシド」と呼ばれるもので、抗酸化・抗炎症作用があります。
シミ、くすみ、しわ、赤み、ニキビなどに適応ありです。
ディオールも「シカバーム」というクリームをだしてますね。
なかなか、注目の成分です。
日本では主に韓国コスメとして、人気を博している感じです。
そんなCICA製品を当院では、すでに昨年から採用しております。
とは言っても、販売しているというよりも、施術後の鎮静にサービスとして提供しております。
一つは、これ「モデリングマスク CICA B5」
主に炭酸ガスフラクショナルレーザー後の鎮静に使用するゲル状のパックマスクです。
二つに分けられている物資を混ぜ混ぜしますと、不思議!
時間経過とともに固まってスライム状になりますので、固まらないうちにパパっとお顔に塗って20分。
乗せた感じは、超ひんやりです。
エコツーを受けた方に効くと、「とってもいいいっ」そうです。
うちの娘は、ニキビ治療に使ってます。
ネット上では、一枚3,300円(!)で売っとりました。
これを惜しげもなく、追加料金もいただくこともなく、通常施術に加えてしまうところが、私の男気でございます。
さらに、レーザー系の治療後には、CICAにプラスしてPDRNを加えたパック「PDRN CICA」という、何の工夫もないネーミングがそのまんまのパックを、これまたサービスで使っております。
こちらは、シート状になっておりまして、簡単にパパっとのせて15分程度待ちます。
PDRNとは、「ポリデオキシリボヌクレオチド」の略です。舌かみそう。。。
PDRNは、組織再生活性剤、成長因子自己活性剤と言われております。
PDRNの製剤としては、「サーモン注射」が有名ですが、パックに含まれているPDRNは、そんな製剤ほどガッツリは入っていないでしょう。
それでも、週1~2回ぐらい使えば、効果が期待できそうです。
こちらもネット上では、3,300円で販売されておりました。
https://w-clinic.shop/shopdetail/000000000831/
「こんなにエエもん、サービスでつけて、大丈夫か!?」と言われそうですが、大丈夫なんです。
私の情熱と後先考えないサービス精神があれば、大丈夫なんです。
もちろん、院内で販売も致します。
「PDRN CICA」パック 1枚2,200円(税込)
(モデリングマスクB5は施術用のみなので、申し訳ないですが、販売はございません。)
実は、これも在庫あります。まだ値段決めてませんが、また決まり次第ブログに載せます。それでは、また。
GW明けは、夏に向けて肌とボディのメインテナンスを!!
GWはどこもかしこも人・ひと・ヒトで、大賑わいです。
昨年の閑散とした光景は幻だったかのように、街はほぼ正常化しております。
円安だけあって国内観光は盛況なようですが、それでも国際線の搭乗率も昨年の4倍とのことですね。
コロナ、コロナと言いながら、早2年以上が経過しました。
おそらく、来年は正常化した日常がなんの違和感もなくやってくるでしょう。
海外では現時点においても、マスクは限られた場所でしか着用義務なしとのことですし、おそらく日本もそうなるでしょう。
・・・・となると、そろそろマスクで隠されてきたお顔の露出場面が増えます。
友人、知人、会社の上司・同僚と食事の機会も増えるでしょうし、もうそろそろ「マスクで隠せるからいいや」の意識は捨てておかないとダメでしょうね。
シミとシワをマスクで隠せるのも、あと1年ぐらいでしょう。
長いマスク生活と確実に進行する老化のせいで、たるったるっになった下顔面は、自宅の鏡で見た時、ちょっと「ヤバい」かもしれません。
シミのレーザー治療は、できれば9月以降がベストですが、全体的な肌のくすみや小じわは、早期に開始するのがベターです。
何からはじめたら、わからない方は、
①フォト治療(当院ではSR)・・・・美白、肌のハリ感アップ
②ロングパルスヤグレーザー(当院ではデュアルピール)・・・・美白、肌のハリ感アップ
③RF(高周波)(当院ではインフィニ・ハイブリッド)・・・・たるみ改善、小顔効果
が、受けやすい治療になります。
そして、何よりも普段のケアも大切です。
個人的にアンチエイジングにマストなアイテムは、「ヒト幹細胞エキス含有コスメ」です。
レチノール(ビタミンA)も大切ですが、日々エイジングが進む肌をきれいにキープするには、修復機能を発揮する「ヒト幹細胞エキス含有コスメ」が欠かせません。
当院では、「サイトプロMD」というアメリカ製コスメを扱っております。
結構なお値段のため、大々的に宣伝はしていないので、知る人ぞ知るコスメになっておりますが、私自身はもう5年ぐらい使っています。
そこに、ゼオスキンのデイリーPDを連日加えて、ときどきWテクスチャーリペアを入れております。
最近、自らには施術ができていないため、車の運転中紫外線のあたる右コメカミに薄いシミができ始めているので、ハイドロキノン含有のミラミンなども加えていく予定です。
レチノールやハイドロキノンで赤くなってしまう方は、美白にはトラネキサム酸やビタミンC含有コスメが代用できます。
そんな方こそ、先述の「ヒト幹細胞エキス含有コスメ:サイトプロMD」がお勧めです。
美容施術とデイリーケアは、車の両輪です。
両方をバランスよく取り入れることで、周りとは違う素晴らしい肌を手に入れることができます。
お値段は、①セラム&②アクセルレイターで、30,000円(税別)です。約2か月分。
そして、お顔とお金に余裕のある方は、ボディケアも忘れずに。
私も、そろそろエムスカルプト&ヴァンキッシュMEを受けなくては。
ゴルフもやり始めたので、腹直筋を含めたインナーマッスルと鍛えるのに、エムスカルプトは最適です。
この5月から大幅にお値段を改訂しました。
8回コースなら、1回2万円(税別)でお受けいただけます。
まずは、お試し10,000円(税別)で、エムスカルプトとは何たるものなのか、ご体感いただきたいと思います。
ゼオスキンヘルス、基本の「キ」
緊急事態宣言も解除された11月3日の休日は、観光地では久しぶりの賑わいを取り戻していたようですが、この週末は皆様いかがお過ごしでしたか?
今回のブログは、昨今大人気のドクターズコスメ、「ゼオスキンヘルス」について、基本の「キ」をご紹介いたします。
まず最初に覚えて頂きたいのは、ゼオスキンのコンセプトです。
「ビタミンAを主要成分としたコスメにより、肌のアンチエイジングを目指す」
ビタミンAの働きは、次の5つです。
1)光老化から肌を保護
2)コラーゲン、ヒアルロン酸の生成促進によるハリ・保湿力向上、シワの予防
3)ターンオーバー促進によるメラニン排出
4)皮脂分泌の抑制によるニキビ予防
5)表皮細胞の成長促進によるふっくらとした肌質獲得
ヤバいくらい女子達の大好物ばかりですね。
「ビタミンAなくして、美肌なし」と言っても過言ではありません。
もちろん、世の中には「エンビロン」やら「REVISON」やら、いろいろなドクターズコスメがありますので、使用感やコストでお好みでチョイスしてもらってよいのですが、とりあえず使ってみないと自分との相性はわかりません。
では、ゼオスキンヘルスのラインアップの何から使えばよいのでしょうか?という疑問に、お答えいたします。
まず、肌ケアのはじめは、正しい洗顔料のセレクトからです。
ゼオスキンヘルスの洗顔料は、実にこだわりの3種類!
濃いお化粧でなければ、クレンジング剤代用にもなりますので、これ1本でOKです。
①エクスフォリエーティングクレンザー(普通肌~脂性肌) 5,200円(税込5,720円)
ジェル状の基剤に、カプセル化したビタミンEの青いツブツブが入っています。
濃度は薄いですが、サリチル酸も入ってますので、若干のピーリング効果もあります。
泡立てて使うというより、皮膚の上で滑らす感じで皮脂や古い角質を落とすように使います。
「エクスフォリエーティング」とは、まさに「死んだ皮膚細胞の最上部位を顔や身体から落とし除去すること」という意味。
でも、その割には、洗った後にしっかりと潤いを残し、ツッパリ感はみじんもありません。
ゼオスキンの洗顔料の中では、一番の売れ筋商品です。
②ジェントルクレンザー(普通肌) 5,200円(税込5,720円)
その名の通り、やさしさいっぱいで、普通肌の人向けで、とにかく「フツー」です。
サラっとしていますが、意外に泡立ちます。
③ハイドレーティングクレンザー(乾燥肌~普通肌) 5,200円(税込5,720円)
これまた、その名の通り、乾燥しやすい肌の方で、洗顔後のしっとり感をより求めたい方に向いています。
パンテノールとヒアルロン酸が配合されてます。
パンテノールの効果は、「保湿」「抗炎症」「皮膚を滑らかにする」「組織修復促進」などがあり、後述のバランサートナーにも含まれています。
やや脂性肌のわたくしが使った印象では、やはりエクスフォリエーティングクレンザーが一番いいな、と思いました。
ハイドレーティングクレンザーやジェントルクレンザーでは、物足りない感じ。
もちろん乾燥肌~普通肌のかたは、ハイドレーティングやジェントルで良いと思います。
3商品ともたっぷりの200mlですので、朝・夕100円玉くらいの使用で2か月は余裕で持ちます。
とりあえず、手もとに今まで使った洗顔剤がある方は、それをお使いになってもらい、なくなってからゼオスキンのクレンザーをお試しください。
角質が厚い方や、より肌表面のつるつる感を実感したい方には、これ。
④エクスフォリエーティングポリッシュ 7,600円(税込8,360円)
こいつは、非常に細かい砂のような「超微粒子マグネシウム」が含まれています。
目の細かいサンドペーパーで丁寧に角質を研磨するかんじです。40~60秒程度の優しいマッサージでツルツルになります。
週に2~3日ぐらいで十分です。
洗顔で余分な汚れ、古い角質を落としたら、今度はレチノール(ビタミンA)を入れる前の下準備です。
【バランサートナー】6,000円(税込6,600円)
トナーですから、肌のpHを弱酸性に傾けてくれますが、これは持続的な効果があるわけではないので、メインの役割ではありません。
成分および効果は、
ハマメリスエキス:優れた収れん効果。肌やを引き締めてキメを整える効果。ニキビや毛穴の開きなどの改善。
グリコール酸:お肌のピーリング。古い角質をはがれやすく、次に塗る美容液などの浸透性を高める効果。
アラントイン:肌荒れの改善や肌の炎症を鎮めてくれる作用。
ヒアルロン酸Na&ピリドンカルボン酸Na:しっとりとした潤いを保持
パンテノール:保湿、抗炎症、組織修復
使用感は、「スキーッ」とした感じ。エンビロンのトナーほどピリピリ感は強くありません。
私は、ついこの前まで「トナー不要論者」で、まったくトナーを使っていなかったのですが、何の気なしにこの夏から使ってみたところ、これがまた全然肌の状態が良くなってきたので、ちょっとびっくりしました。
トナーおそるべし!
使い方にもよりますが、1本で1か月~2か月ぐらい持ちます。
そして、いよいよメイン。
【デイリーPD】18,600円(税込20,460円)
これはその名のとおり、毎日朝晩に使っていただくクリームになります。
最も優しいビタミンAである「パルミチン酸レチノール」と、ちょっと強めの「レチノール」を微妙な匙加減でブレンドしています。
カプセル化したビタミンEも入っているので、ちょっと手に取って眺めるとクリームのなかに青い粒つぶを見ることができます。
各種ペプチド類(パルミトイルペプチドー1,パルミトイルテトラペプチドー7)が、保湿&皮膚保護、ハリと弾力アップ、シワ予防に働きます。
ミクロコッカス溶解液、シロイヌナズエキスという聞きなれないものも含有されてますが、これらは「紫外線による皮膚細胞DNA損傷を回復」効果があるようです。
ちなみに「PD」とは、「Power Defennce(パワーディフェンス)」の略です。
なんとも頼もしい。
「老化から、私を守ってチョーだい!」ってお願いしたくなりますね。
使用感は、比較的さらっとして、脂性肌の人にはちょうど良い感じ。
贅沢に使いたい人は2プッシュ。
他の化粧品との混合で使いたい人は1プッシュ。
逆に乾燥肌の方は、これだけでは保湿力が足らないので、後述の「RCクリーム」を足すとよいでしょう。
【RCクリーム】13,000円(税込14,300円)
レチノール&パルミチン酸レチノールを含有していますが、濃度はデイリーPDより薄いです。(お値段の差は、レチノール濃度の差です)
保湿力に優れた「スクワラン」「セラミド」「シアバター」をガッツリ含んでますので、乾燥肌の方、冬場の乾燥時期にデイリーPDに加えておくと良いでしょう。
デイリーPDを1プッシュ+RCクリーム一押しぐらいで良いと思います。
ヤナギランエキス、ゴジュユ果実エキスが「抗炎症」「肌の保護」に働きます。
また、ゼオスキン上級者にお勧めの技で、ビタミンA濃度がさらに濃い製品(スキンブライセラム、Wテクスチャーリペア、ARナイトリペア)とRCクリームを混合して、ビタミンAの乾燥刺激を和らげる方法があります。
ちなみに「RC」は「RECOVERY CREME (リカバリークリーム)」の略です。
全て2ヶ月分ぐらいだとお考えください。
10%ポイントも付きますので、消費税分はお得になります。
以上が、ゼオスキンヘルスを使用するにあたり、【基本の「キ」】となる製品の概要です。
さあ、皆さん、ちゃんと覚えましたか!!
期末テストにでますよ!
ほら、田中さん、よそ見しない!!
佐藤さん、早弁しない!!
鈴木さん、目あけて寝ない!!
明日の朝礼で、それぞれの商品の説明をしてもらいますが、徹夜してでも覚えるように!!!
それでは、きりーつ! きおつけー!
また、来週。
「エコツー」と「ダーマペン4」のどっちがええの?
8月が終わったと思ったら、もう9月の半ばに差し掛かり、じめっとした残暑が残る今日のこの頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
7月、8月は学生さんのニキビ相談が多かった印象がありますが、通年をみても徐々に大人ニキビの相談や「ニキビ痕」の相談が増えております。
活動性ニキビは、思春期~20代前半のニキビと、それ以降のニキビでは成因も治療も異なるのですが、今回はその話は置いておきます。
本日のお題は、「お肌の再生には、エコツーとダーマペン4のどっちがええの?」でございます。
「エコツー」についてちょっとだけ説明いたします。
まず、「エコツー」は、「炭酸ガスフラクショナルレーザー」という機材のカテゴリーに分類されます。
「フラクショナル」という言葉は、直訳すると「小部分の」という意味になります。
つまり「炭酸ガスレーザーのビームを、小さな部分部分に照射する」ということを表しています。
図で見ると、これ。
レーザーのビームが真皮層まで到達して、物理的に組織を破壊され、熱刺激とともに、コラーゲン再生と皮膚のタイトニングが起こります。
表皮も蒸散して削られるので、でこぼことしたニキビ痕には最適な治療と言えます。
またシワや軽度のたるみにも効果がありますので、アンチエイジング目的にも使用できます。
難点としては、熱エネルギーによる炎症後色素沈着によって、若干くすんだ肌になるリスクがあることと、ダウンタイムが4~7日間あることです。
当院では、ダウンタイムを短く、炎症後色素沈着のリスクを低減するための工夫として、
①術後の冷却をしっかりと行い、組織修復をうながすLEDライトを当てる
⓶術後数日は、ステロイド軟膏をしっかり塗る
③トラネキサム酸、ビタミンC、L-システインの内服を継続する。
④成長因子などの組織修復因子をオプションで加える
などを取り入れております。
特に、④の成長因子については、「アムニオジェニックス」、「エクソソーム」、「MPF(ベネブ社)」の3つをご予算に合わせてご用意しております。
次に、ダーマペン4について。
最近は、インスタグラムやYouTubeでの露出度の多さもあって、大人気の施術です。
原理としては、表皮から真皮にかけて微小な孔をあけて組織をいったん破壊したのち、その修復する力を利用して効果を発揮させます。
先端から出るハリの長さを調整することで、治療の強さを変えることができるのが特徴ですが、その分施術者によって効果にばらつきが出ることがあります。
メリットは、熱エネルギーを使わないので、フラクショナルレーザーで起こるような炎症後色素沈着によるくすみなどは、まず発生しないことです。
ダウンタイムもほとんどの方が1日、長くても3日ぐらいですから、ストレスが軽くて済みます。
またダーマペンで開けられた孔を通して、様々な薬剤(成長因子、PCLなど)を真皮層まで運び、コラーゲン産生をより促すことができます。
ただし、デメリットもあります。
若い年齢層の方や、肌の病状がそれほど重くない方は、それほどアグレッシブに施術しなくても、効果を実感できるとは思いますが、年齢が上の方や、肌の病状が重い(強いニキビ痕など)方などは、アグレッシブな施術+成長因子をつかわなければ、期待した効果が得られ場合があります。
それでは、「エコツー」と「ダーマペン」とどちらが良いのでしょうか?
最終的には、患者様のお肌の状況と、本人が望む効果や、ダウンタイムを許容できるか、などの複数因子を考慮しなければ比較できません。
ざっくりと言ってしまうのならば、
①見るからに表皮が厚く、でこぼこした肌の方は、エコツー。
⓶長いダウンタイムが許容できない方、成長因子などのオプションを選択できる余裕のある方は、ダーマペン。
ただし、どちらの施術も1回だけで効果は全く分かりません。
最低5回は必要です。
しっかり効果を実感したいなら、10回ぐらいは続けて頂くのがベストです。
施術との相性もありますので、ダーマペン4で効果を実感できなればエコツーを、エコツーで効果がない場合はダーマペン4をお勧めすることもあります。
綺麗な肌をつくるには、効果的な施術はもちろん、効果発現確率の高いコスメで日々のケアをすることも必要です。
ドクターズコスメとしては、「ゼオスキン」「エンビロン」に代表される「レチノール(ビタミンA)」を含有するものは、必須と言えましょう。
さらに余裕があれば、「ヒト幹細胞培養液エキス」を配合されたコスメを加えるとかなりの効果が期待できます。
世の中には、「オーガニック」などを謳ったコスメが氾濫しており、いわゆる「コスメ難民」を生み出している元凶になっているようにも見えます。
科学的に効果を実証されたドクターズコスメを1年間続けてみることは、無断な投資ではないと思います。
次回は、最近ユーザーがうなぎのぼりに増えている「ゼオスキンヘルス」について、基本的なことからご紹介しようかと思います。
夏、始まります。美白、必須です。
6月も後半、そろそろ夏が始まります。
女性にとって紫外線がバンバン降り注ぐ嫌な季節です。
お化粧しても、日焼け止めぬっても、汗で落ちまくったりします。
「塗る日焼け止め」はもちろん、最近では「飲む日焼け止め」がマストアイテムになりました。
当院では、「ソルプロ ホワイト」が人気です。お値段も良心的な4,500円(税別)。
(7月1日からは5,000円に値上げですが、ポイント500円分つきますので、実質税別4,500円です。)
「紫外線から身を守ること」=「老化防止」はすでに常識となりました。
「ソルプロ」で紫外線を防御したら、エンビロンなどでビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを肌に入れることも忘れずに。
さらにシミ、肝斑のできやすい人は、トランサミンの内服も効果的です。
内服がお嫌いの方には、お勧めのドクターズコスメがあります。
それが、これ、
「ナビジョンDRシリーズ」(クリックでナビジョンHPに飛びます)
資生堂がクリニック用に特別仕様として作製しているドクターズコスメです。
一般には同じものは販売されていません。
資生堂といえば、木村文乃さんがイメージキャラクターの「HAKU」が有名です。
以前より、美白成分「4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム)」を主体にして、一般コスメとして販売されています。
お値段は1~2か月分で5,000~6,000円前後です。
もちろん、この「ナビジョンDR」にも「4MSK」は配合されておりますが、それだけではありません。
「m-トラネキサム酸」を配合しているのが最大の特徴です。
内から外からトラネキサム酸を導入することで、肝斑の抑制やシミ予防に効果が期待できます。
「じゃあ、HAKUに市販の安いトラネキサム酸コスメ加えたら、同じじゃないの?」という疑問もあるでしょう。
ところが、それが違うんです。
キーワードは「抗メラノ機能体」です。
下の動画をご覧ください。
どうですか、資生堂、すごいですね。
そしてとうとう一般向けとして、今年3月に「トラネキサム酸」と「4MSK」の両成分を配合した、「HAKU メラノフォーカスV」を10,800円で発売されました。
おっと、「それじゃあ、HAKUをアマゾンで買えばええやん」というのは早計です。
「ナビジョンDRシリーズ」は、「抗メラノ機能体」としてトラネキサム酸と4MSKを含むところは「HAKUメラノフォーカスV」と同じですが、
表皮基底膜の保護成分「ステムランDG」という新成分を配合しているのがHAKUとの大きな違いです。
この「ステムランDG」については、次回ブログにて詳細をお伝えしようと思います。
ナビジョンDRシリーズでは、「TAホワイトローションn」に「TAホワイトエマルジョンⅠ(みずみずしくうるおうタイプ)」もしくは「TAホワイトエマルジョンⅡ(しっとりうるおうタイプ)」のどちらかを併用し、単独使用を超えた相乗効果を狙います。
市販のHAKUをさらにパワーアップさせてものと理解して良いと思います。
化粧水⇒乳液とくれば、次は「美容液」とくるのが、日本の化粧品セオリー(?)ですが、これだけで完結しても十分かと思います。
さらに上を目指す方であれば、「TAホワイトエッセンス」という美容液もあります。
ナビジョンDRシリーズが好き、という方ならば同じラインでそろえると気分はアガりますね。
ちなみに、お尻についている「n」の文字は「new」の意味です。最近リニューアルしたので旧製品と混同しないようにつけているようです。
(※旧製品にはステムランDGが含まれていないようです)
気になる方は、受付スタッフまでお申し付けください。
【ポイント制度導入のお知らせ】
6月より、美容皮膚科施術、ドクターズコスメの商品代金(税別)の10%をポイント付与する制度が始まりました。
(ドクターズサプリは7月1日からの適応になります。)
スマホにアプリをダウンロードしていただくか、ポイントカードを作っていただくかのどちらかになります。
貯まったポイントは、次回からのお支払時にご使用できます。
期限は最終付与日から1年間ですので、ご注意ください。
よろしくお願いいたします。
エンビロンのパッケージリニューアル!
気が付けば、もう11月も3分の1が過ぎました。
中高年老いやすく、肌かさかさだし。。。。
保険診療でガッツリもらえる「ヘパリン類似物質」シリーズもいいけれど、
それだけで良い状態がキープできるのは、そもそも素肌の「素性」が良い方のみ。
フツー肌以下の「素性」の方が、上のレベルに昇るためには、基礎化粧品にもある程度の投資する気構えが必要です。これ、常識。
かといって、百貨店で販売している付加価値つけまくりのブランドクリームを塗りたくったところで、なんも変わらんのは、これまた常識。
このブログで繰り返し、繰り返し、唱えておりますが、基礎化粧品にとって大切なことは、ビタミンAをしっかり肌に入れること。
ビタミンCもEも大切ですが、まずはビタミンAなくしては始まりません。
美容皮膚科を標榜する大半のクリニックが、「エンビロン」や「ゼオスキンヘルス」などビタミンA含有コスメをラインアップに加えているのは、ビタミンAの力強いパワーを医学的に認めているからです。
日本人は、とかく「乳液」「美容液」などの分類にこだわりがちで、さらには「保湿」が大大大好きです。
「セラミド」「スクワラン」「ヒアルロン酸」などのキーワードに過剰に反応します。
そのため、インターネットの通販で売られているコスメは、もう誇大広告じゃないかと思えるくらい「保湿」ワードをぶち込んできます。
ただし、
「保湿」だけで老化は防げません。
抗酸化物質(ビタミンA、C、Eなど)をガッツリ毎日ルーチンで入れることが老化防止にはマストです。
「エンビロン」や「ゼオスキンヘルス」シリーズでは、ビタミンAを徐々に肌に入れていくことによって、しっとりとした健やかな肌に変えていきます。
ちなみに、コスメに含まれるビタミンA誘導体は、
①パルミチン酸レチノール
②プロピオン酸レチノール
③酢酸レチノール
④レチノール
⑤レチナール
⑥レチノイン酸(トレチノイン)
の順にパワーが強くなっていきます。
エンビロンのモイスチャーシリーズには、
①パルミチン酸レチノール
②プロピオン酸レチノール
が含まれています。
(正確には、ジェル1とクリーム1は①パルミチン酸レチノールのみです)
ご存知のように、シリーズの番号があがるほど濃度が濃くなっていきます。
A反応をクリアして、モイスチャージェル2とクリーム4まで到達できた方々は、しばらくそのまま続けていきます。
もちろん同じ成分のコスメでも、個人個人で効果がちがいますから、「もうこれで十分」という方はここでストップ。
「もう少し、良い状態を目指したい」方は、③酢酸レチノールや④レチノールを含む「Aブースト」シリーズをくわえたり、「Cークエンス」シリーズに変更したりすることも考えてください。
モイスチャークリーム4まで進んでいる方は、「C-クエンス3」に変更するのがビタミンAの濃度の面からみると、スタンダードです。
その「C-クエンス」シリーズですが、
①パルミチン酸レチノール
②プロピオン酸レチノール
はもちろん、
③ビタミンC&E、
そして
④マトキシル3000&ダーマキシル
などのいわゆる「ペプチド」がかなり含まれています。
その他、抗酸化作用をもつ「リコピン」や「緑茶エキス」、「ローズマリーエキス」、「ホホバオイル」などがふんだんに含まれているので、モイスチャーシリーズよりも肌にうるおいを与え、酸化防止(=老化防止)力もさらにアップしています。
肌に塗った時の感じも、明らかに「いいもの感」があって、つけているとかなりイイ気分になります。
お値段は35mlしか入ってないのに、やたらと高いので、気合のはいった女子の方しか体験できない世界でありますが・・・・
(税込定価は、C-クエンスセラム①16,200円、セラム②17,800円、セラム③19,400円、セラム④21,600円)
その憧れのC-クエンスですが、この度パッケージが変わりました。
写真の向かって右が旧パッケージで、左が新パッケージです。
内容は変わってませんが、パッケージは女子受けする高級感のあるものになりました。
これを機会に、当院では旧パッケージ在庫一掃セールを密かに行います。
このブログを読み、さらにはLINEお友達になっている方のみ、そして店頭で購入できるかたのみ、という超限定販売になります。
割引率は極秘ですが、驚愕です。
アイジェルや保湿効果抜群のクリームもありますので、一度試してみたい方は、良いチャンスです。
ちなみに、
1)モイスチャークリーム①⇒Cークエンスセラム①、
2)モイスチャークリーム②or③⇒C-クエンスセラム②
へのステップアップをお勧めします。
C-クエンスセラム④は、モイスチャークリーム④+Aブースト経験者からのステップアップが理想ですが、クリーム④からのアップでも問題はないと思います。
11月10日(土)現在の在庫は、
Cークエンスセラム ①1本 ②1本 ③2本 ④2本
C-クエンスクリーム(主にビタミンCとE、ルテイン、スクワランなど保湿成分多数) 3本
C-クエンス アイジェル 1本
在庫がなくなり次第終了です。
申し訳ありませんが、取り置きはできません。
よろしくお願いいたします。
★LINEお友達限定クリスマス&お正月「驚愕」キャンペーン!!
「ハイドラフェイシャル+エンビロンwビタミンイオン導入」の体験セットメニューを「驚愕」キャンペーン価格でご奉仕!
通常、合計価格23,000円(税抜)が、キャンペーン価格15,000円(税抜)です。
さらに、5回コースは60,000円(税抜)、1回あたり12,000円の驚愕値です。(もうこれ以下は無理です。。。汗)
疲れたお肌に「喝」!
1回だけの体験後も、気に入ったら5回コースに変更可能です。
来年1月いっぱいまでの予定ですので、お早めにご予約下さい。
ハイドラフェイシャルの詳細は、クロスクリニック様のブログでよくわかります!
<当院からのお願い>
※最近、ご予約枠が取りづらくなっている状況ですが、反面、当日キャンセルをされる方も増えてらっしゃいます。
予約空きをお待ちの方もいらっしゃいますので、できるだけキャンセル連絡は前日までにお願いいたします。
ラシャスリップでプルルンリップ
今回は、最近取り扱うようになった「ラシャスリップ」のご紹介です。
唇は思ったより、顔の印象を変えます。
だからこそ、女性はここぞというときにはルージュをひきますし、唇の保湿には気を使います。
このラシャスリップは、海洋性無水コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンC&E、その他多数のオーガニックエキスが含まれています。
毎日使用することにより、見た目のプルプル感だけではなく、実際にシワがなくなり、ボリュームがアップして、健康的なふっくらとした唇に変わってきます。
スタッフに使用感を聞くと、「つけたらスーッとします」「最初はちょっとピリピリします」「毎日使っていると慣れてきて、むしろこの刺激が快感になります」
なるほど、メーカー担当によると刺激成分のカプサイシンが少量入っているので、ピリピリするようですね。
男性の私から見ても、ラシャスリップをつけた唇はセクシーで、思わずじーっと見てしまいます。
当たり前ですが、乾燥してシワシワの唇と潤ってプルプルの唇とどっちがいいかって、誰がどう言ったって後者です。
昨年の発売以来、かなりの人気のようです。アマゾンでも販売されていましたよ。
お値段は、約7ml入りで定価8,100円(税込)
アマゾンでは、最低価格が税込・送料込の6,190円でした。
もちろん、当院では、30%オフの5,670円(税込)です。
お勧めはクリアー(322番)です。お休み前のケアにもつかえますので、あまり濃い色がお好きでない方、初めてトライする方には最適です。
受付でお試しもできますので、スタッフまでお申し付けください。
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