ドクターMの「美と健康のかかりつけ医」ブログ

2020.01.05

2020年は、ボディシェイピング施術に注目です。

あけましておめでとうございます。

いよいよ2020年も始まりました。

ですが、あまりに時間経過のスピードが速すぎて、年末年始の感覚が薄めです。

さて、昨年のブログでもご報告の通り、今年のみぞぐちクリニックは通常の美容医療に加えて、さらに「部分痩身」に注目していきます。

30代の若年世代はもちろんですが、とくに40代半ば以降にフェイスラインとボディラインがぼってりしてきた方に是非トライしていただきたいと思っています。

「部分痩身プロジェクト2020」に使用するマシンは、以下の4つです。

①顔(頬・あご)の部分痩身・・・・・ウルトラセルQプラス 「リニア」

②腹部、二の腕、ふくらはぎ、臀部(ヒップアップ)・・・・エムスカルプト

③腹部、背部、太もも、二の腕・・・・ヴァンキッシュME

④セルライト・・・・セルトーン

 

いつものように、さっそく院長自らが体験して、効果を実証していきます。

まずは、ウルトラセルQプラス「リニア」。

正月早々、クリニックに赴き、、バシバシ打ち込んできました。

カートリッジに「Linear 4.5」との表示。

通常のHIFUとは異なり「リニア=線状」に照射されますので、周囲へ熱が放散しやすく、痛みも和らぎます。

 

私の場合は、マーラーファットとバッカルファットが最近目立ってきました。

顎下の脂肪は相対的には少ないので、今回は照射はしません。

集中的に、片方200ラインずつ、計400ラインを打ち込みます。

通常の4.5㎜カートリッジで打ち込むよりも痛みは格段に少ないです。

メーカー推奨は、0.4~0.7ジュールですが、痛みに強い私は0.9ジュールまでアップさせて打ち込みました。

今回は「追加照射」として、通常の3.0㎜カートリッジで1.2ジュール(こちらも通常は0.7ジュールがスタンダード)200ラインを照射しました。さらなる脂肪減少とリフトアップが期待できます。

さらにさらに、1.5㎜のカートリッジで200ラインも照射。いわゆる「ハイフシャワー」的な打ち方で表皮に熱を加え、ハリを引き出します。

 

 

通常は、この「リニア」での治療を2週間に1回の間隔で行うと、効果が実感しやすいと思います。

術後は、熱による浮腫が若干のハリをもたらしますので、メーカーがよく言う「即時効果」がみられますが、これはHIFU治療の本質ではありません。

脂肪細胞のアポトーシス(壊死)もすぐには起こりません。

1~3か月かけてじわじわと進みますので、最大効果がみられるのは3か月後です。

ん?、これって、HIFU治療でリフトアップがみられる経過と同じですね。

私の考えるに、HIFU治療ではSMAS層への照射は確実にリフトアップにつながります。

しかし、それ以外の部分(真皮と皮下組織層)では、コラーゲンとエラスチン増加および脂肪細胞減少によるものが効果の主役ではないかと。

実際に組織が短縮してリフトアップに貢献している部分はSMAS層に限られているのではないのでしょうか???

最近では、HIFU治療の経験の多い先生は、4.5㎜のカートリッジではSMAS層のみ照射するようですし、この考えはおそらく正解なのでしょう。

HIFUと一緒にサーマクールなどのRF(高周波)治療を併用すると効果がアップすることからも、これは納得がいきます。

 

よって、40代以降のボッテリとした脂肪ををスッキリと減らすには、「HIFU」と「RF」の組み合わせがベストといえます

(この場合、リフトアップはおこないません)

当院においては、HIFU機器は「ウルトラセルQプラス・リニア」、RF機器は「インフィニ・ハイブリッド」を下記の要領で使用します。

①インフィニ・ハイブリッドでRF(高周波)を頬・あご下などの脂肪の多い部分のみ照射。

②ウルトラセルQプラス3.0㎜のスタンダートカートリッジで脂肪の多い箇所を左右それぞれ50~100ラインずつ計100~200ライン照射。

③ウルトラセルQプラス4「リニア」カートリッジで脂肪多いところを左右100~150ラインずつ計200~300ライン照射。

 

全行程30分ぐらいで済みますし、ウルセラよりも痛みが少ないので、施術の敷居を低くさせてくれます。

名付けて「ウルトラセル・ハイブリッド」!

、、ってそのままですが。。。

2020年から正式なメニューに加えています。

通常のウルトラセルQプラスでは400ラインで60,000円がスタンダード料金です。

他のクリニックではなかなか受けることのできない治療ですし、ぜひ効果をご体感ください。

 

次回は、いよいよエムスカルプトです。