7月も終わり8月突入し、暑さもピークに達しております。
この土日に京都で開催された第39回日本美容皮膚科学会に参加してきました。
恐らく殆どの関係者は、新型コロナワクチンを打っているはずですが、ここはアメリカではなく日本なので、しっかりとした感染対策にぬかりはありません。
個人的には「ワクチン接種済みパスポート」を首からぶら下げて歩きたいところですが、、、
今回は師長さんも参加してお勉強してもらいました。
京都国際会館は芸術的な建物です。無駄に広い空間も、芸術には必要です。
ピコウェイとコア(炭酸ガスレーザー)でお世話になっているシネロン キャンデラのブースです。
何故か「キャンデラ」だけのロゴ表示(?)
今回参加の目的の一つは、これ。
PRP療法(多血小板血漿療法)にとって変わると評判の、「ACRS療法」について学ぶこと。
この「ACRS療法」とは、簡単に言いますと、自分の血液を採取して、その中にある「サイトカイン」だけを抽出して自分の肌に打ち込む方法です。
Autologous Cytokine Rich Serum(自己血サイトカインリッチ血清)の頭文字を取って、「ACRS」
PRP療法は治療部位に自己血から抽出した血小板を多く含む血清をそのまま注入します。
そして血小板が引き起こす創傷治癒の過程を人為的に作ることで、成長因子やサイトカインを活性化させ治療効果を発揮させます。
「ARCS療法」は、採血をした血液中の血小板を特殊な方法で処理し、成長因子やサイトカインを徹底的に放出させた後、血小板を含む細胞を全て除いた血清を用います。当然ながら、成長因子やサイトカインはPRPに比べ、かなり濃くなり、細胞成分を除去することで、不必要な炎症反応を避けることができます。
その結果、ARCS療法は、PRPに比べて圧倒的に「腫れが少なく」「効果が高く」なります。
デメリットといえば、処理に3時間かかるので、採血の日と施術の日を別にする必要があるのと、費用がPRPより高くなる事でしょう。
8月中に当院でデモを行い、よければ採用とする予定です。
もっと詳細を知りたい方は、麗ビューティクリニックの居原田麗先生のブログへGo!
(麗先生、会場でもお見かけしましたが、相変わらずのオーラでした。)
オーラといえば、18時からの特別講演では、藤原紀香さんのトークショーが開催されました。
171cmの長身をスリット入りの真っ赤なロングドレスに包んで、颯爽と登壇された時には、強烈なオーラを感じました。
当日のドレスをご自身のインスタにアップされてました。
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やっぱりゲーノージンは凄いなぁ。
そして、1日目は、あっという間に終わり。
夜は会場お隣のプリンスホテルに宿泊です。
夜は美味しいお食事を、アクリル板に囲まれていただきました。
次回は学会2日目のレポートです。