シミ取り&肝斑治療のためレーザー機種、選定中です。
シミ取りのレーザーとして、もっとも切れ味鋭いのはQスイッチルビーレーザーであると従来言われてきました。
ただし、最近のレーザー機器との比較では以前ほどの差はないとも言われています。
術後の炎症性色素沈着の発生率でも、それほど差はなく、ルビーレーザーだから発生しないというわけではないようです。
アメリカではすでにルビーレーザーよりも、YAG(ヤグ)レーザーのほうが多く採用されているということです。
また、ルビーレーザーではトーニングができません。
これには1064nmの波長がだせるYAGレーザーが必須です。
肝斑へのトーニングのできるQスイッチYAGレーザーで日本で一番売れているのは、おそらくJ-MECが扱う「メドライトC6」でしょう。
しかし、実は肝斑のトーニングについてさまざまなデータを蓄積してきたのは、韓国のトップメーカーであるルートロニック社であることは意外にも知られていません。
肝斑はアジア人に多い皮膚病変です。
美容大国である韓国でのデータを蓄積し、安全で効果的なプロトコールを設定しているようです。
以前よりメドライトC6でのトーニングで白斑が生じる問題がありましたが、このルートロニック社「スペクトラ」ではそのような問題は上がってないようです。
(流通台数がメドライトC6より少ないだけかもしれませんが。。。)
さらにこの「スペクトラ」には、お肌の美白、ハリ、ツヤをもたらす(リジュビネーションといいます)「ルートロピーリング&スペクトラピーリング」というモードが設定されています。
エネルギーのつよいQスイッチYAGではなく、ノーマルのYAGレーザーを顔全体に照射していきます。
瞼の上にも照射できますので、まぶたのたるみ、しわなどの改善も期待できます。
うちの師長さんにも、ルートロピール&スペクトラピールを受けてもらいました。
熱いシャワーを顔にパチパチ浴びているような感覚です。
1回で絶大な効果が出るものではなく、1か月に1回ほどのペースで繰り返すしていると、お肌の状態が変わってきます。
お肌にとって一番大切なのは、毎日のケアですが、ときどきこうやって表皮をきれいにして、さらに真皮層を刺激してコラーゲンを増やしてあげると、白くてハリのある肌を維持できると思います。
シミもとって、肝斑のトーニングもできて、お肌の若返り治療もできる、ルートロニックのQスイッチYAGレーザー、「スペクトラ」。
なかなかいい機種です。
あとは、お値段ですね、伊藤社長!!