連日、機材のデモンストレーションが続いております。
今回は、Co2フラクショナルレーザー機器である「eCO2(エコツー)・エボリューション」をルートロニック社からお借りしました。
この機器は、いわゆる「肌の入れ替え」を可能にする、炭酸ガスレーザーです。
普通の炭酸ガスレーザーは、ほくろをとったり、イボをとったり、一般の皮膚科診療でも使われる非常にメジャーな機器ですが、このエコツーは少々違います。
もちろん、イボとり、ほくろとり、汗管腫とりなども普通にできるのですが、「フラクショナル」とついているところが違います。
炭酸ガスで発生したレーザー光を、ランダムに分散して(フラクショナルに)皮膚に打ち込み、微小な鋭い穴をあけます。
ついでに、レーザーの熱によって古い皮膚が蒸散されます。
そして、傷の修復過程のように、皮膚深層でのコラーゲン再構築、繊維芽細胞の増殖が起こり、再上皮化が完了し、きれいな皮膚のテクスチャーになります。
・・・と、メーカーの受け売りを聞いて、「ほ~っ」と思いましたが、やはり実体験が必要です。
このエコツー、効果も抜群なのですが、ダウンタイムもそれなりにあると聞いています。
今回は勇気を出して、毛穴悩む、47歳のおっさん自らが施術を受けました。
施術のときは・・・・
麻酔クリームを塗っても、やはり、それなりに痛いです。
でも私には許容範囲でした。
術前です。
術後です
レーザを打ち込んだところに、微小な点が見えます。白く変化しています。
周りの皮膚は熱のため、赤くなっています。
見た感じは、「真夏の海に、日焼け止めなしに遊びに行って、ついでにビールも飲んできた」時と一緒の赤さです(笑)
男性ならこの赤さは十分仕事もできますし、女性ならメイクで隠すことが可能です。
赤さのピークは翌日とのことので、少々安心。
赤みが3日ほど続き、その後かさぶたがはがれるようにぽろぽろと皮がむけてきます。
1回の施術で20%ほど、皮膚が入れ替わるとのことですから、4~5回頑張れば、相当な変化が期待できるでしょう。
う~む、改めて近接写真をとりますと、法令線が気になりますね。
額のしわも、かなり目立つようになりました。
両目の下のふくらみといわるゆる「ゴルゴライン」も年を感じさせる要因です。
額のしわはボトックスで何とかなります。
法令線は、デモで借りているeMAXでちょっぴり施術したのちに、ヒアルロン酸補充です。
目の下は、PRP療法がよいかも。
もしくはヒアルロン酸をカニューラで眼輪筋より下に入れる、「tow point eye lift」でしょうか。
人工的な顔ではなくて、自然で健康的な顔を目指しております。
あれ?、あと4回の施術は自分で機械買わなきゃだめか?