暑いですが、夜は涼しくて気持ち良いですね。
昨夜は漢方の勉強会に出席したのち、ふらっと心斎橋を歩きましたが、戎橋のあたりは、人、ヒト、ひと!で大混雑でした。
ハングル語、中国語、関西弁が飛び交い、パワーにあふれていましたね。
道頓堀にある鶏白湯のラーメン屋でカルボナーラのようなスープ&極上の麺をいただいたあと、法善寺横丁の懐古的な雰囲気を楽しんで、自宅に戻りました。
自宅まではミナミから車で40分なので、「あー、キタかミナミで自分の家ほし~!」と叶わぬ夢をつぶやいてみるのでした。チーン。
さて、今日のお題は、「フォト治療のチョイスは?」です。
専門的に言うと、「フォト治療」は「IPL(Intense Pulsed LIght)=インテンス・パルス・ライト」と呼ばれます。
レーザー治療が30年以上の歴史があるのに対して、IPLがこの世に商品として出たのは1999年ですから、まだ18年ぐらいしか経過してません。
最初の機器は、米国ルミナス社の「ナチュライト」という製品です。
このとき「フォトフェイシャル」という言葉を同社は登録商標しました。
以後、IPLは「フォト治療」もしくは「フォトフェイシャル」と通称されるようになったようです。
その後、デンマークのエリプス社が第2世代のIPLとして、「I2PL(アイ・ツー・ピーエル)」を販売しました。
特徴は、第1世代と比べて光の波長を絞って、やけどのリスク低減を実現したところでしょうか。
2002年にはイスラエルのシネロン社から、「オーロラ」が販売され、日本でも一世を風靡しました。いまだにこの機械が現役のクリニックもあります。
「光」とRF(ラジオ・フリークェンシー)=高周波)」を同時に照射できます。
「フォトRF」と通称されるようになった最初のマシンです。
「RF(高周波)」は光波長の効果を強める働きがあります。
さらには真皮層コラーゲンへ熱刺激を加えて一旦壊し、その修復過程でコラーゲン増生を起こさせます。
「オーロラ」はその後パワーアップ、バージョンアップを繰り返し、現在は「SR(エス・アール)」と名前を変え、複合治療器「e-plus(イー・プラス)」のアプリケーターの一つとして採用されています。
2006年には米国CUTERA社より「ライムライト」という光治療機が登場しました。
この治療機は、520-1100nmという、赤いヘモグロビンにも、茶色いメラニンにも反応する波長を使用し、従来製品より改良を加えた IPL です。
開発にアジア人が関わっていることもあり、日本人の肌により合うIPL機となっています。
大き目のサファイアヘッド均一に表皮のクーリングをしてくれて、安全かつ効果的になりました。
2015年には、老舗ルミナス社から「Ⅿ22」が発売されました。
この機械は、RF(高周波)は採用しておりませんが、なんやかんやと今までのフォト治療器のいいところを全部つけた機械です。
安全性にすぐれ、美白の切れ味がするどいとの評判です。
やはり、あと出しじゃんけんは有利です(笑)
新製品だけに機械の値段も高く、そのため値段設定も強気なクリニックさんが多いです。
当院には、「ライムライト」と「SR」の両方が置いてありますが、こんな非効率な(?)クリニックは珍しいようです。
営業的には、どちらか一方が置いてあれば十分ですからね。
ネームバリューとしては、「ライムライト」が上でしょうか?
カウンセリングでも「ライムライト希望」で指名されてくる方が多いようです。
反対に「SR」は認知度がまだ低く、「オーロラの後継機です。」との説明をつけたほうがご理解いただけるようです。
当院での使い分けは、、、、
「とにかく、点在するしみ、くすみをとりたい。安い方がよい」➡「はい、ライムライトですね。」
「しみ、くすみも気になるけど、なんとなくたるんできた元気ない肌がイヤ。少しコストかかっても良い」➡「はい、SRですね。」
40台半ば以降の方は、SRの方が満足いただけるのではないかと思っています。
短回施術では、ライムライト15,000円、SR20,000円(いずれも税抜き)ですから、5,000円がRF効果の分なんですが、この差は大きい?
・・・・といったところで、そろそろ皆さん、期待してるかもしれませんので、イカせていただきます。
禁断の、「SRお試し施術、50%ディスカウントキャンペーン」です!(ただし、LINEお友達限定ですが・・・・)
通常SR1回20,000円のところ10,000円(税抜)でドカーンとやります。(おひとり様1回のみ。初めてSRを受ける方限定です。)
何事も経験してみなければ、わかりません。
値段が壁になっているのなら、我々がその壁をスパッと取り払いましょう!
「あ、これ、いいかも?」と思ったら、続けましょう。
一回だけ受けて、一生持つ施術など、この世に存在しません。
引き上げのスレッド(糸)でさえも、数年で再度入れなおすくらいですから。
美容皮膚科の施術も、続けることで意味を成します。
肌の劣化は、「少しずつ」進みます。
その「少しずつ」の劣化を、ひと月1回だけでいいから、光治療やレーザー治療で食い止める。
それを繰り返し続けることで、効果を積み上げていくのです。
劣化がひどく進んでから、慌てて元に戻そうとしても、倍以上のコストと時間がかかります。
全く戻らないこともあります。
これは、病気と同じです。
「女として生まれてきたからには、奇麗でいたい。」
当たり前に湧いてくるそんな気持ちを現実にしたいなら、
少しづつの努力を、毎日、毎月、毎年重ねていくのです。
地道に、少しずつ努力する。
月2万の投資を積み重ねて、女子力キープする。
鏡をみる自分が、ちょっと嬉しくなる。
そんな毎日、イイですね。
IPLはお肌の基礎工事です。
どの機械がいいか、というよりも、どれでもいいから定期的に長く続けるということが一番大切だと思います。
皆さんもこの機会に、IPL、スタートしてみませんか?