前回に引き続き、今回もヒアルロン酸がテーマです。
ヒアルロン酸注入によるお顔の若返り治療は、まだまだ一般的とまではいきませんが、数年前に比べてかなり敷居が低くなってきた感じがあります。
我々ドクター側も、いろいろな研修会でエキスパートの手技を見る機会が増え、全体的スキルアップしています。
最近は、血管塞栓などの重篤な副作用を起こさないためにはどうしたらよいのか、必ず口酸っぱくレクチャーされます。
そして、どの講師の先生も、ヒアルロン酸を過剰に入れすぎず、自然な仕上がりを目指すように、注意喚起をする傾向にあります。
日本でも様々な経験の蓄積から、日本人の顔にあった注入法がわかってきました。
とはいえ、西洋人であろうが東洋人であろうが、基本は同じです。
この写真、左右はもちろん同じ女性です。
向かって左がビフォー、右がアフターです。
相当な変化があります。
注入箇所は上記の8点です。
1か所だけでなく、むしろ顔全体のボリュームを回復することにより、自然な若返りができます。
これは、機械を使った施術では到底不可能なレベルの変化です。
しかも、ヒアルロン酸を適度に入れた個所は、みずみずしくうるおいが維持されます。
完全に劣化してしまう前に、少しだけでもヒアルロン酸をいれて補正しておけば、かなりの若さを保つことができます。
ヒアルロン酸を怖がる方々の大半は、ヒアルロン酸を入れすぎたような芸能人の顔を例にだして、「あんなふうになるのは嫌だ」とおっしゃいます。
ふつうに施術すれば、不自然にはなりません。
もし不自然になったとしても、ヒアラーゼで溶かしてしまえば全く元に戻ります。
やり方しだいなのですね。
勇気をだしてトライした方のみが恩恵をうけるのが、注入系の施術です。
まずは一度受けてみてください。
コンプレックスが消えてなくなります。