医療法人癒美会みぞぐちクリニック

ガルデルマ社主催のヒアルロン酸製剤「レスチレン」のセミナーに行ってきました。

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ガルデルマ社主催のヒアルロン酸製剤「レスチレン」のセミナーに行ってきました。

ガルデルマ社主催のヒアルロン酸製剤「レスチレン」のセミナーに行ってきました。

2025/10/07

10月5日(日)は、ガルデルマ社主催のヒアルロン酸セミナーに参加してきました。

場所は、グランフロント大阪からほど近い、ふみビューティークリニック梅田です。

 

講師はもちろん院長の先山史(さきやまふみ)先生です。

 

ガルデルマ社は、1996年に世界で最初にCEマークを取得したヒアルロン酸フィラー「レスチレン」で有名ですが、日本国内ではアラガン社の「ジュビダームビスタ」のほうが圧倒的なシェアとなっています。

どちらも厚生労働省の認可を取得しており、安全性には遜色がありません。

世界的にみると2社のシェアに大きな差はないのですが、日本国内では営業力の差があるのでしょうか?

 

私も最近はずっとジュビダームビスタしか使用していませんでしたので、レスチレンのことは全く気に留めていませんでした。

 

ですが、今年の8月に開催された美容皮膚科学会で購入した教科書「ヒアルロン酸注入療法のすべて」にレスチレンのことが詳細に書かれてあり、これを熟読すると「これはぜひとも使用せねば」と心が駆り立てられたので、ガルデルマ社に連絡をとったところ、このセミナーを紹介されたのでした。

※この本の原著は韓国のKyle K.Seo先生で、監訳は東大病院皮膚科の尾松淳先生ですが、初学者からエキスパートまですべての人に推薦したい良書です。

 

セミナーでは、先山先生がご協力くださった患者さんに対して、まずは注入箇所と注入量をアセスメントしてから、そのあとに解説をしながら注入手技を見せていただきました。

 

私も10年近くヒアルロン酸治療をやってきましたが、教科書での独学の部分はあれど、学びの大半は多くの先生の手技を拝見し、自分のスキルを確立してきました。

 

注入手技も10年もやれば一定のレベルまで到達しますので、もう勉強は充分だと思いたいところですが、ほかの先生の手技をみることで、あたらな発見であるとか、自分自身のスキルやアセスメントの確かさの確認であるとか、自分にとってプラスになることも多く、機会があればこのようなセミナーに参加しています。

 

今回のセミナーでは、先山先生が提示してくれたアセスメントと私のアセスメントはほぼ一致していましたが、注入手技については若干の違いがありました。

 

特にこめかみについては、教科書的には「骨膜上にヒアルロン酸製剤を置いていく」と書かれたものが大半で、私自身はそうすることが多かったのですが、これだと大量のフィラーが必要になってしまうのが、一番の難点でした。

 

その点を先山先生は、アセスメントの段階から比較的少量の注入で考えらっしゃったので、どう入れるのかに注目していました。

 

先山先生の手技は、「一部ニードルで深いところに入れ、その他の部位はカニューラで脂肪層に広げていく」というものでした。

 

この脂肪層は、浅側頭筋膜と新側頭筋膜の間にある脂肪層なので、きちんとした層に入れる手技はやや難易度が高いのと、ヒアルロン酸の種類によっては凸凹となりやすいというデメリットがあります。

 

その点、先山先生はカヌラを使って正確な層に注入できるスキルをお持ちですので、難なく目的の層に注入できるのは当然なのですが、むしろ注目すべきはレスチレンのなじみやすさでした。

 

しっかりとした弾性がありリフト力が高いにもかかわらず、凝集性が低く、固まらずなじみやすい、という性質が、今回のこめかみへの注入法には最適と思われました。

実際にレスチレンを注入したこめかみは、綿棒でのモールディングでアッという間に凸凹がなくなり、スムースな局面になっていきました。

 

ただし、浅い層に入れたヒアルロン酸は、深い層に入れたものより、分解が早くなるというセオリーがありますので、今回の注入法では持続期間が短くなるのは否めません。

深めの層に大量入れて持続期間を長くするか、浅い層に少量入れて施術間隔を短くすして対処するのか、そのどちらが良いのかは、それぞれのドクターの考えで決まります。どちらの手技も甲乙つけがたしです。

 

今回は下記の写真(AIで作成)の赤線で囲った部位にフィラーを注入して終了しました。

※実際の患者さんのお顔はブログ上に出せないので、AIで作成したモデルを使用しています。

 

これはビフォー

ここにヒアルロン酸を注入

ちょっとほうれい線下部が盛り気味ですが、これがアフター。

ここまでではなくとも、実際のビフォーアフターもかなりの変化となりました。

 

患者様は術後に鏡を見ながら、「おっ!」と思わず驚きの声を上げていました。

 

こめかみやほほのコケの強い方は、ヒアルロン酸注入を受けると、見違えるように良くなります。

 

今後は、アラガン社のジュビダームビスタだけではなく、レスチレンも採用していきたいと思います。

 

先月末で当院のヒアルロン酸キャンペーンは終わってしまいましたが、レスチレン導入キャンペーンをそのうち始める予定です。

皆さま、ご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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