インフィニハイブリッド、稼働します!
ようやく春めいてきた今日この頃でございます。
ここ最近は、4月から稼働する2つのレーザー機器のトレーニングに余念がない日々が続いております。
本日のブログは、そのうちのひとつ「インフィニ ハイブリッド」について、わかりやすく説明いたしましょう。
まず、このマシン。一体何ができるのか?というと、
①真皮コラーゲン層を引き締め、顔と首のたるみを解消(小顔効果もあり)
②上まぶたのたるみ解消
③法令線、二重あごの原因となる顔面脂肪の減少
④小じわ、広がった毛穴、肌の凸凹の解消
⑤ニキビ跡、炎症性ニキビの解消
美肌やリフトアップに使用する美容機器の目的は非常にシンプルで、
「熱を加え、標的部分を一旦傷つけたのち、コラーゲンが再生する力を利用して、新しく美しくしていく」
ということです。
熱を加える方法が、フォト(光)だったり、レーザーだったり、RF(高周波)だったりと、いろいろあります。
それぞれの性質により、熱量の大きさがちがったり、熱を加えやすい場所が異なるので、効果も違ってくるのです。
この「インフィニハイブリッド」は、RF(高周波)を主に熱源としています。
RFを表皮と真皮の両方に到達させて、温度を上げることにより、表皮、真皮のコラーゲン変性を引き起こします。
RFですから、強いパワーでショット数を増やせば、それだけ効果が上がります。
その割には他のマシンと比較すると、施術上のトラブル(表皮上のスパークによる火傷など)が、起こりにくい印象があります。
かといって、がっつり熱を加えすぎると、表皮のダメージはしっかり起こりダウンタイムが長くなりますから、その辺は術者の技量に左右されます。
施術の流れは、
①まず「インフィニ リフトアップ」を行い、顔全体にRF(高周波)を照射します。ふつうに照射すると温かい程度です。
この時、目の周りも入念に照射すると、小じわも改善します。首などのたるみが気になれば、そこにも照射します。
②その次に、「SFR(スーパーフィシャル フラクショナルRF)」を、Tゾーンを中心に照射します。頬などの毛穴の気になるところにまで範囲を広げてもよいでしょう。
上記のコースを当院では「インフィニ デュアル」と呼んでいます。
これだけでも、かなりの「タイトニング」「リフトアップ」「肌質改善」が達成できます。
そして、さらに上のレベルを求めたい方、もしくは深いしわ、ニキビ跡、肌の凹凸が目立つ方で、少々のダウンタイムが許容できるのであれば、
③「MFR(マイクロニードル フラクショナルRF)」を照射します。
これは、先の「インフィニ デュアル」と異なり、アプリケーターの先端を「ニードル(針)」がついているものに差し替えて行います。
アプリケーターの先端を肌にあて、ボタンを押すと先からニードルが飛び出して真皮層まで到達し、そのからRF(高周波)が流れます。
表皮はもちろん、真皮深層までに確実に熱が入りますので、より強く真皮コラーゲン変性を起こさせ、表皮改善とタイトニング効果をアップさせます。
もちろん、表皮麻酔は必須です。
ダウンタイムはエコツーよりも短めで、3日間程度は赤みが続きます。(エコツーは4~5日)
当院では、「インフィニ デュアル」に、ニードル施術のMFRを加えたフル施術を「インフィニ ダブルフラクショナル」と呼んでいます。
先にも書いたように、インフィニハイブリッドの最大の特徴は、「目回り、上まぶたの施術ができる」という点です。
まぶたのじわ、眼瞼下垂に効果が期待できます。
もちろん回数は必要ですし、最大効果を出すには「インフィニ ダブルフラクショナル」でガッツリRFの熱を入れる必要があります。
お値段は、
①インフィニリフトアップとSFRの同時施術である「インフィニ デュアル」で、20,000円/回(税抜)。施術時間30分
②上記にニードル施術のMFRを加えた「インフィニ ダブルフラクショナル」で、35,000回/円(税抜)。施術時間45分。
です。
それぞれ3回コース、5回コースがあります。
まずは、お気軽に「インフィニ デュアル」を3回受けて相性をみるのがよいでしょう。
同時にエンビロンのイオン&超音波導入を受けていただくと、より美肌効果が上がります。
4月3日(火)の予約枠から受け付け開始予定です。
美容医療のすべてに言えることですが、「継続はちからなり」です。
なんでもよいですから、1年間、毎月1回、2~3万円前後の美容医療を受けることで、お肌は相当変化していきます。
くたびれた肌に、高額な洋服をまとうよりも、
美しく鍛えられた肌に、センスあるリーズナブルな洋服が似合う女性の方が、素敵です。
ギトギトの汚い肌に、飛び出たお腹をした男性が、ブランド服と高級時計をしてみたところで、かっこよくありません。
きれいに整えられた肌に、引き締まった身体であれば、ユニクロで買ったTシャツとデニムに1万円のGショックでも、めちゃくちゃかっこいいですよね。
それと同じです。
人生は一生に一度、女性としてこの日本に生まれてきて、美容医療が身近となった現在、臆することなく美を追求することはとても楽しいライフワークです。
「一つも損はしたくない。効果がなかったらいやだから、無駄な美容医療にお金をかけたくない」
うーん、洋服ダンスを見てみましょう。買ったはいいが、着ることが少ない服、何着ぐらいありますか?
結構、今の日本人はいろいろなところで無駄してます(笑)
でも、その無駄を経験しているからこそ、自分自身に似合うものが残ってくるし、わかってくるのですね。
美容医療も同じです。
一般的な効果は、HPやカウンセリングで言われている通りですが、個人個人の「施術との相性」は、やはり受けてみなければわかりません。
いろいろと受けているうちに、わかってきます。
お肌も変わってきます。
「美容医療を楽しむことは、人間としてうまれてきたことを楽しむこと」
気軽にいろいろな施術を楽しむには、そこそこリーズナブルなお値段でないと続きません。
当院では、他院様では実現できない良心価格で各種施術を提供しています。
かといって、施術レベルを落とすことは許されません。
私のライフワークでもある、「アンチエイジングと美容医療」においては、まだまだ上を目指す必要があります。
梅田や心斎橋のきらびやかな美容クリニックとはちがう、「質実剛健」で「身近」な美容クリニックでありたいと常に思っています。
皆様の人生を彩る、美容医療入門の入り口として、これからもみぞぐちクリニック美容皮膚科は頑張ります。
パウダールーム新設しました。
ぼちぼちと暖かくなってきました。
今年は寒さが厳しかっただけに、この気温の変化には素直にうれしさと安堵感を感じます。
「ああ、やっと春だ・・・」
みぞぐちクリニックも開業から4年が経過し、内装面でも改善すべきところが見えてきました。
美容皮膚科という立ち位置から考えると、もうすこし「オシャレ感」があった方がよいのと、パウダールームないということがずっと気になっていました。
点滴室のパーテイションが崩壊寸前になっていたことにも背中を押され、院内の小規模リフォームを行いました。
まずはパウダールーム。
従来はこちらのフリールームでお化粧を落としてもらっていました。
今ではクリニック右手奥にあるこちらの扉をあけると・・・
ハイ、変なおじさん、ではなくて、小奇麗なパウダールームが現れます。
手をかざすだけで水のでる最新式の(って、どこもそうですけど・・・)、シャワーがついております。
スタッフも最初はどこに手をかざしたら水がでるのかわかりませんでしたが(汗)
右端には「真実の鏡」という恐ろしい名前の卓上鏡をセットし、細かいメイクもできようにしました。
ただし、「真実」どおり小さな毛穴も拡大されるので、自分の肌に愕然とする方も多数出そうな感じです。
そして処置室。
アスクルで買った崩壊寸前のパーテイションを取り払って、新たに壁を設けました。
照明をちょっと暗くすると、オサレな感じですが、暗くて仕事になりません。
ここはカーテンが必要ですね。
施術室の棚もオーダーメイドで作製してもらい、いくらか整然となりました。
レーザー機器も2台追加購入し、現在スタッフと私のトレーニング中です。
以前もブログでもご紹介したとおり、
①クラリティツイン(ロングパルスアレキサンドライトレーザー&ヤグレーザー)・・・・脱毛の王道、アレックスとヤグの両方が打てるレーザー。うぶ毛や男性の濃い髭にも効果的。
②インフィニハイブリッド・・・RF(高周波)を真皮層に到達させてたるみを改善させる「痛くない」引き上げマシン。ニードルカートリッジを使用するとニキビ痕などへのアグレッシブな治療も可能。
クラリティツインは、他社製品ではシネロン・キャンデラ社のジェントルマックスプロとほぼ同じです。美肌治療もできるスーパーなレーザーです。
インフィニハイブリッドは、「美肌・たるみ治療はしたい、でも痛いのはイヤ」な方に最適なRFマシンです。目回りにも安全に照射できるのが売りで、上まぶたのたるみ予防に効果的です。
また詳細はブログアップいたしますので、乞うご期待。
気が付けば2018年も3月・・・
久しぶりのブログです。
美容皮膚科も予約はしっかり埋まっておりますが、それにもましてインフルエンザA型とB型が一度に襲来して、一般診療外来がバタバタでございました。
そんなこんなで、ブログを書く心と体の余裕もなく、あっという間に1月、そして2月が過ぎ、気が付けばもう3月でひな祭りも終わってしまいました。
1日は12時間ぐらいしかなくて、1週間はもしかしたら、今年から5日間に変更になったのでないかと錯覚しそうです(汗)
しかし、ドクターMの貪欲な知識欲は衰えておりません。
時間と体力の限界を感じつつも、東京で勉強会のため休日出張は継続しております。
2月は「育毛外来」の研修でした。具体的には「HARG(ハーグ)療法」の権威にレクチャーを受けてきました。
この「HARG療法」、簡単に言えば、若くていきの良いおねーさんの脂肪細胞をいただいて、その中から幹細胞(いろいろな細胞のもとになる細胞)取り出して培養し、さらにその中に出現した「サイトカイン」を抽出したものです。
それを、抜け毛の多い頭皮部分に打つと、あら不思議、見事毛が生えてくる!といったものです。
欧米ではかなり前から、日本では10年ほど前から実施されております。
ただし、だれでも効果が出現するという魔法の注射ではなくて、ある程度毛根やバルジ器官が生き残っている部分でないと全く効果がありません。
1回の施術代金を学会が統制して決定しているため、実質自由競争ができない状況です。(公正取引委員会の目が怖いところですが・・)
こういったこともあり、最近では同じような幹細胞抽出のサイトカイン製剤である、米国BENEV(ベネブ)社が提供するものを使用するクリニックも増えてきております。
こちらはHARGで使用する製剤の約半値で、仕入れることができるため、実施料金も半額で提供できます。
効果もHARGに引けを取らない、とのことで聖心美容外科さんは数年前からこちらに変更したとのことです。
抜け毛、薄毛で悩む方は、3000万人を超えているとのデータもあります。
男性ではプロペシア、ザガーロにミノキシジル(商品名リアップ)が一般的でしたが、今後はこうした「幹細胞からのサイトカイン」を利用した再生修復療法がますます注目されてきそうです。
そうそう、「サイトカイン」といえば、当院でひそかに人気商品となっている「サイトプロMD」もヒト骨髄幹細胞培養液からのサイトカインを含んでいます。
修復力の低下した40歳以上の肌の救世主です。
私はもう1年半使用継続しているおかげで、50歳と半年経過したおっさんにしてはきれいだ、とよく言われます。
男はすっぴん勝負なので、基礎の化粧品が命です!(笑)
エンビロンやゼオスキンシステムで、ビタミンA、C、Eを補充するのは基本中の基本ですが、サイトプロMDなどで「サイトカイン」や「成長因子」を補充し、自己修復機能を高めてあげることによって、年齢を感じさせない肌に仕上げていくことができます。
海外の有名ブランドの高級美容クリームなどとは、比較にならない機能が満載のコスメです。
サイトプロMDセットで、メーカー推奨定価は45,000円(税込48,600円)もしますが、みぞぐちクリニックでは、もちろん、25%オフの33,750円(税込36,450円)でご購入いただけます。
初回購入の方限定ですが、セット価格29,800円(税込)もまだ継続しております。
ご希望の方には、通信販売も承っております。(HPの「お問い合わせ」からご連絡ください)
配送料1,080円をいただいておりますが、それでもまだ日本最安でございます。
まずは試してみないとコスメとの相性はわかりません。
続けることができないと効果はわかりません。
値段が障壁になるなら、我々がすっぱりと取り払ってしんぜましょう!
ふつうに1プッシュ使えば、セットで2か月ぐらいは持ちます。
たっぷり2プッシュずつ使うと1か月ぐらいですが、私の感覚では1プッシュずつ使っても2プッシュずつ使っても、大きな違いはないと思っています。
もちろん、お肌の状態が低いレベルにある方は、最初からガンガン使ってください。
美肌コスメのキーワードは
①ビタミンA、C、E
②サイトカインと成長因子
日本の化粧品メーカーの「化粧水、美容液、乳液」のまやかしに目を奪われ、肝心な「中身」の検討をおろそかにしないためにも、このキーワードは忘れてはなりません。
【お知らせ】
大好評のウルセラキャンペーンは、3月以降も継続が決定しました!(5月末まで)
LINEお友達に限ってですが、20%オフのクーポンを発行いたします。
たるみ治療の王道であるウルセラを、この価格で、しかもしっかりと照射するクリニックはみぞぐちクリニックだけ!
たるみセミナー~ウルセラリフトを中心に~
もう3か月前にになりますが、2017年12月10日(日)に、東京弾丸日帰り研修のレポートです。(ブログ記事を下書きに保存し、すっかり忘れてましたので、この時期のアップです)
今回は、究極のたるみマシン「ウルセラ」を提供してくださっているJ-MECさんがホストとなり、日本の美容医療の第一人者である先生お二人のご講演でした。
みやた皮膚科形成外科院長の宮田成章先生とケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生のお二人からウルセラの基本事項のレクチャーを受けたのち、その後実際の施術デモを拝見させていただきました。
慶田先生は、「超」が5つ付くぐらい、美しい方です。もちろんご自身にもウルセラを打ち込んでおりますので、たるみのない素晴らしいフェイスラインをゲットしてらっしゃいます。
銀座ケイスキンクリニックのHPはこちら
ウルセラ社が推奨する打ち方とはちがい、慶田流にアレンジされております。
そして、宮田先生の施術です。やはりこちらもウルセラ社推奨のスタンダードな方法とは違います。
ポイントは、「SMAS(スマス)部分を重点的に照射すること」
患者さんに合わせて若干打ち方、打つライン数を変えているとのこと。
これは、私のコンセプトと同じです。
マニュアル通りに施術しても思ったような効果が上がらないですから、理論的に考えて最も良い方法を選択しようとすると、自然にオリジナルな打ち方になると思います。
最後に参加者で記念撮影
ラシャスリップでプルルンリップ
今回は、最近取り扱うようになった「ラシャスリップ」のご紹介です。
唇は思ったより、顔の印象を変えます。
だからこそ、女性はここぞというときにはルージュをひきますし、唇の保湿には気を使います。
このラシャスリップは、海洋性無水コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンC&E、その他多数のオーガニックエキスが含まれています。
毎日使用することにより、見た目のプルプル感だけではなく、実際にシワがなくなり、ボリュームがアップして、健康的なふっくらとした唇に変わってきます。
スタッフに使用感を聞くと、「つけたらスーッとします」「最初はちょっとピリピリします」「毎日使っていると慣れてきて、むしろこの刺激が快感になります」
なるほど、メーカー担当によると刺激成分のカプサイシンが少量入っているので、ピリピリするようですね。
男性の私から見ても、ラシャスリップをつけた唇はセクシーで、思わずじーっと見てしまいます。
当たり前ですが、乾燥してシワシワの唇と潤ってプルプルの唇とどっちがいいかって、誰がどう言ったって後者です。
昨年の発売以来、かなりの人気のようです。アマゾンでも販売されていましたよ。
お値段は、約7ml入りで定価8,100円(税込)
アマゾンでは、最低価格が税込・送料込の6,190円でした。
もちろん、当院では、30%オフの5,670円(税込)です。
お勧めはクリアー(322番)です。お休み前のケアにもつかえますので、あまり濃い色がお好きでない方、初めてトライする方には最適です。
受付でお試しもできますので、スタッフまでお申し付けください。
参考サイトはコチラ
ピコレーザーは、今「買い」なのか?
知っているヒトは知っている、美容マニアなら必須の知識、その名は「ピコレーザー」
2013年に鳴り物入りで登場したこのレーザーは、着実に美容医療の中で存在感を増してきています。
現在では、「ピコウエイ」「ピコシュア」「エンライトン」「スペクトラピコ」「ディスカバリーピコ」の5機種が主に使用されています。
有名美容クリニックでは、必ずと言っていいほど導入されていますし、HP上でもメインとなる位置に宣伝されています。
ただし、まだまだ一般的なものではありませんので、価格は1台2000万前後と高額です。
そのため、施術料金もそれなりの高額で、従来のナノ秒レーザーの倍以上でないとビジネスとして成り立ちません。
では、その値段に応じた価値があるのか、否か?
様々な視点から、検討してみました。
まずは、レーザー界の重鎮、葛西健一郎先生の最新著書を読破。
内容を簡潔にまとめると、
「刺青除去には、従来レーザーよりもかなり良い」
「老人性色素斑、ADMなどの除去については、従来レーザーでも十分なので、優位性はあまりなし。」
「レジュビネーション(肌質改善)については、期待できるところが大きいが、まだまだ経験が少ないのでわからない。これから評価されて行く。」
うむむ、全体的な論調は「ピコ秒レーザー、最高じゃ!万歳!」というよりも、「革新的なレーザー技術だし、いい機械には間違いない。けど、まだまだこれから発展の余地あるね」といった感じです。
もっとピコレーザーを持ち上げて書いているのかと思っていたので、まったく意外でした。
そして、本日京都で開催されたシネロン・キャンデラのセミナーで、講師の小林直隆先生(愛知県の咲くらクリニック院長)にも聞いてみました。
「なんでも聞ける」セミナーですから。シネロン・キャンデラにとって少々耳の痛いことでも、聞いてしまいました。
私「先生、率直に聞きます。ピコレーザーは、今買いですか?そうじゃないですか?」
小林先生「うーん、先生がピコレーザーに何を求めるのかにもよるけど、刺青以外のことに使おうとするならば、まだ買わなくてもええかな?」
やっぱり、そうなのですね。
なんとなくわかってましたが、ピコレーザーはまだまだ「未完の大器」といったところでしょう。
今年ドラフト1位で日本ハムに指名された清宮選手みたいなものです。
「将来、日本のプロ野球を背負って立つ逸材には違いないが、まだまだ本当の意味でのスターじゃない。さらにトレーニングと経験を積み、洗練されてトップスターとして成長してほしい」
現在におけるピコレーザーの立ち位置は、こんな感じでしょうか?
そういえば、ルートロニック社のITO社長も同じ見解で、
「うちにはスペクトラピコがありますが、まだまだ未完成です。(日本法人としては)まだピコレーザー購入をお勧めしません」
と、コメントしてました。
以上、結論として『ピコレーザーは、今は「買い時」ではない!』と判断し、あと数年は購入を見送ることに決定しました。
さらに熟成され、価格も下がったところで、最も洗練されたメーカーの機種を購入する予定です。
私どものような規模のクリニックは、最新機種を高い値段で買う必要は全くありませんので、
評価の定まった安全で効果的な機種を安い値段で買い、施術料金に反映することが最もメリットがあると思います。
また、前述の小林先生は、次のようにもおっしゃっていました。
「一つのレーザーで、すべてのヒトの問題が解決することはあり得ないので、効果がないと判断したら、違う方法を試してみましょう。」
これはすべての医療行為に当てはまる真実です。
最初から「絶対効く」治療を選択できる神様のような医者はこの世に一人もいませんから。
来年2月からは、「痛くない美肌&リフトアップマシン」である「インフィニハイブリッド」、「痛みの少ない王道脱毛マシン&美肌治療マシン」である「クラリティツイン」が加わり、これまで以上に患者様のニーズに合わせた美容治療ができるようになります。
みなさま、2月には素晴らしいキャンペーンをぶち込みますので、楽しみにお待ちください。
よろしくお願いいたします。
たるみの対策はスペシャルなマシン達にお任せ!
寒いです。
短い秋が終わり、いきなり冬っぽいお天気です。
クリニックもそろそろ冬支度を始めました。
ファンヒーターと共に忘れちゃならないのが加湿器です。
クリニック内は「室温23度前後、湿度40%以上」をキープするように気をつけています。
皆様もお肌のためにも、身体のためにも、温度と湿度管理に十分お気を付けください。
さて、今日のお題は「たるみ」です。
女性の肌の悩みでもっとも多いものは「シミ」「くすみ」です。
しかし、色素沈着の問題は、最近では紫外線対策や高性能美白化粧品などの一般化により、コスメでも解決できるケースも増えてきました。
ところが、「たるみ」だけはコスメではどうしようもありません。
そのため、「たるみ」は放置状態となり、さらに「たるみ」が「たるみ」を呼んで、さらにたるむといった悪循環に陥ります。
加齢によるたるみはある程度仕方ありませんが、過剰なたるみは起こしたくないのは、誰しも同じ。
特に目の下と頬はなんとか最小限の程度で押さえたいです。
これは、これで、風格があるとも言えますが。。。。(笑)
こうなる前に、なんとかしておきたいところです。。
では、たるみはなぜ起こるのでしょうか?
現在では次の5つの原因が考えられています。
①表皮の角質層の水分量が減少すると、その影響で真皮層のボリュームが減少し、弾力やハリが消失するため
②顔面の脂肪が増加し、重力にひっぱられて下垂するため
③皮膚と顔面骨をつなげている「支持靱帯」が緩むため
④表情筋が薄くなり、筋力も低下するため
⑤顔面骨の容積が減少するため
いずれも紫外線や活性酸素の増加、女性ホルモンの減少などが関与しています。
ところが、紫外線対策をしても、活性酸素を除去する努力をしても、女性ホルモンを増やす治療をしても、高級クリームを塗りたくっても、どうしてもダメな場合も多いのが現実です。
そこで、美容医療の出番です。
まず、たるみ治療の最高峰としての世界標準は、誰が何と言おうと「ウルセラ」です。
韓国製格安HIFUマシンが、つぎつぎに発売されていますが、いまだウルセラの効果を凌駕するものは現れていません。
何事も本家本元にはかなわないのです。
ただし、本家本元である強みなのか、消耗品であるカートリッジ代金がいまだに高額なため、施術そのものの値段をなかなか下げることができません。
(関西の最安値(1ラインあたり)は、キャンペーン価格で計算するとおそらく当院でしょう。。。損益分岐点のギリギリでやってます)
日本人の標準施術では、全顔で300~340ラインですが、最低でも200,000円はします。
その効果は折り紙付きで、約8割の方が満足を感じる効果を得ることができます。
頬のたるみだけでなく、目の下の小じわ、たるみにも効果があります。
半年から1年ぐらいで繰り返し施術を受けることで、さらに効果を維持することができるので、結局は一番コストパフォーマンスが良い治療だと思います。
ただし、唯一の難点は施術の際、強い「痛み」を感じる方が比較的多いところ。
超音波のビームが筋膜に直接あたるので、皮膚表面にクリーム麻酔をしても痛みを感じる方はガツンと感じます。
現在当院では、ロキソニンを2錠内服してもらい、痛みを軽減して受けてもらっています。
ただし、それでも痛いと感じる方はいらっしゃるので、今後は胃カメラなどの施術の際に使用する「ドルミカム」といった鎮静剤や、より鎮痛作用に優れた「プレセデックス」という除痛鎮静剤を点滴投与しながらの施術も考えています。
薬代が高いので有料にはなりますが、痛みは怖いけどウルセラは受けたい方には朗報です。
次に、お手軽でよいのは、前回のブログでもご紹介した「ロングパルスNdヤグレーザー」の中空照射です。
当院では「スペクトラピール」という施術になります。
1064ナノメートルの波長をもったレーザービームを当て、真皮層を熱刺激することにより、真皮コラーゲンの再生を促します。
その結果、肌にハリがでて、たるみが解消されるのです。
こちらは、ダウンタイムもほとんどないので毎月エステ感覚で受けることができます。(ごくまれに皮膚に発疹ができて合わない方もいらっしゃいます)
お値段も比較的手ごろなので、当院でも人気メニューの一つです。
もちろん、引き上げのパワーはウルセラには到底及びません。
また、トリニティプラスで使う「サブライム」アプリケーターは、赤外線レーザーとRF(高周波)を同時に照射することができ、これまたコラーゲン再生を促します。
RF(高周波)のパワーで脂肪も減少しますので、サーマクールのような小顔効果もあります。
もちろん、3つのアプリケーターでRFパワーを重ねうちする「トリニティプラス」として治療する方が、より効果的であることは間違いありません。
さらに、今後当院で採用すること決定しているのが、「インフィニハイブリッド」という引き上げマシンです。
5年前ぐらいに登場した比較的新しいRF治療器です。
いろいろなブログで紹介されていますが、ちなみにこちらの方のブログをご参照ください➔「かなえ譲公式ブログ」
もうすでに、機器のデモンストレーションを体験しました。
RF(高周波)ですから、ウルセラほどの引き上げはありませんが、肌のハリがしっかりと出ます。
何よりも、効果がしっかりでるのに痛くない施術ができるのが特徴です。これなら痛みでドロップアウトしてきた方々も続けることができます。
また他の機種とちがって、「上まぶた」に直接施術できます。
イオン導入など一緒に月一回ルーチンワークのように受けていただくと、少しずつの効果の累積が1年後には目を見張るものになることでしょう。
来年2月からは施術メニューに加わることになりますので、楽しみにお待ちください。
以上が、当院で(今後も含めて)施術可能な「たるみ改善マシン」です。
効果をしっかり感じるには、「ウルセラ」がおすすめ。
ゆっくりとじんわりと効果を出していく、もしくは「ウルセラ」の効果を維持して肌のハリも手に入れるには「サブライム」または「インフィニハイブリッド」です。
まだだるみは目立たないし、お肌のハリの維持をメインにして、ついでにたるみも防げたらいいかな、といった目的なら、「スペクトラピール」です。
たるみマシンにもいろいろありますが、この3機種あればトップレベルの治療ができます。
あとは、根気強く施術を重ねるだけ(これが一番大切!)ですから、一緒に頑張りましょう。
「美は、継続なり」の言葉は忘れるべからず、です。
ライフワーク、ルーチンワークとしての美容医療は人生を楽しく変えてくれます。
さて、最後に番外編。
ルートロニック社から、インフィニハイブリッドを購入決定しましたが、もう一機種併せて購入を決定しました。
それは、レーザー脱毛器「クラリティツイン」。
アレクサンドライトとヤグの2種類のレーザーを照射することができるので、「ツイン」の名がつけられています。
男性の濃いひげから、女性の細い柔らかい毛まで対応ができる究極の脱毛マシンです。
今まで当院で使用していた光脱毛器「プロウェーブ770」を遥かに超える利便性と有効性を兼ね備えていると判断しましたので、導入を決定しました。
はやりの「蓄熱式ダイオード」脱毛器の「ライトシェア」や「メディオスター」も考えたのですが、いろいろな意見を聞くと、やはり脱毛はアレクサンドライトレーザーなしでは満足のいく効果は出ないとの結論に至りました。
また、非常に優秀なエアクーリングシステムのおかげで、痛みがかなり少なくなっていますので、痛みに弱い方にも最適なマシンです。
これで、みぞぐちクリニックも自信をもって、あらゆる人にレーザー脱毛をお勧めすることができます。
エステ脱毛よりも、早く確実な効果をお約束するのが、医療レーザー脱毛です。
こちらも来年2月からの施術開始となる予定ですので、しばらくお待ちください。
みぞぐちクリニック美容皮膚科部門は、ますます充実してきました。
あとは部分痩身マシンかな?
おおっ、美容マシンの置き場所がだんだんなくなってきました!
そのうち院長室が倉庫に代わりそうです(泣)
シネロンキャンデラのトリニティプラス!
日曜日です。
昨夜は、久しぶりに心斎橋の隠れ家的レストランで楽しいお酒を相当飲みましたが、朝は比較的すっきりです。
シャンパンしか飲みませんでしたが、それがかえって良かったのでしょうか?
さて、一夜明けての休日ですが、のんびりと休んでられません。
昼から、シネロン・キャンデラ社主催の「elos academiy(イーロス アカデミー」に参加してきました。
場所は、グランフロント大阪にあるシネロン・キャンデラ社大阪支店のセミナールームです。
うーん、資金のある会社は違いますね。
今回は、色素レーザーである「VビームⅡ」と「トリニティプラス」についてのレクチャーでした。
「トリニティプラス」は、当院所有の「イープラス」という機器を使用したお肌のトータルケア治療です。
(詳細はこちら)
3つのアプリケーターを使用し、しみ、くすみ、たるみ、こじわなどを一挙にケアします。
J-MECから本家本元のシネロン・キャンデラに販売移管して、初のトリニティプラスのセミナーです。
宮崎から、中野俊二先生をお招きしてのセミナーでした。
中野先生の講演は、実臨床と学究的な側面の両面から、わかりやすく解説してくださるので非常に参考になります。
色素レーザーのVビームは、保険診療適応である血管腫などには週に1例程度しか使っておらず、ほとんどが美肌治療や瘢痕治療に使われていると聞いて、かなり驚きました。
肌のやや赤い人の美肌治療には最適とおっしゃってました。
もっとも興味のある「トリニティプラス」についてのレクチャーでは、RFの理論および実際の効果についてお話がありました。
「RFを30分ぐらい体に流すと、その局所だけでなく他の部位の脂肪も減少する」という話は痩身施術にもつながる非常に興味深い内容でした。
また、中野医院における実際の施術法についても、お話くださいました。
ポイントは以下です。
①SRは、RFは最大の25J/cm2まであげて、光のフルーエンス強さは肌の色などで判断する。1パス目での肌の発赤具合でその後のショット数を調整する。
②サブライムは、全顔で2000ショットまで打つ。脂肪を減らしたいところはショット数を増やす。
③モチーフIRのIRモードはあまり使わない。ボリュームを減らしたいところへ、モチーフモードを1500ショット×4パス行う。
④サブライムは目の下の脂肪にも有効。70Jぐらいで、200ショットが適度。骨の上で打つと痛いので、そのまま照射する。
中野医院では、半年ぐらい施術ナースたちがいろいろ打ち方を模索してから、患者さんに施術するそうです。
メーカーの言うことを鵜呑みにせず、実際に効果の出る打ち方をルーチンにするとのこと。
そういえば、2年前トリニティプラスを購入したときは、J-MECの担当N氏は、「サブライムは800ショットで終わるところもあります」と言っていたなぁ。
それじゃ効果は出ないですね。
ちなみに当院は最低1400ショットは打ちます。
N氏からは「多いですね」と言われていましたが、まだ少ない。
これからは2000ショットまで頑張ります。
モチーフIRのモチーフモードは、これまでは毛穴対策と思っていたら、実は脂肪のボリュームを減らすこともできると知りました。
サブライムに加えて、モチーフモードも顎下にもしっかり打ち込むことで、二重あご解消ができます。
サブライムとモチーフIRで脂肪減少、おまけで小じわ改善、さらにSRで美白というのがトリニティプラスの真の効果だと理解しました。
同様にRFを使用するサーマクールは、脂肪減少による「小顔効果」を目的としています。
このトリニティプラスも目指すところはサーマクールと同じですね。
ただし、サーマクールはやりすぎると、頬がこけて貧相に見えるいわゆる「サーマクール顔」になります。
このトリニティプラス(とくにサブライム)も同じことで、顔面脂肪の少ない方にやりすぎると「ひき上がる」というよりも「痩せコケる」ということになりかねません。
(あくまで、「やりすぎた」という場合に限定してですが・・・)
反対に、脂肪をへらして小顔にしたい方や、あご下の脂肪がたっぷりある方には、サブライム+モチーフIR(モチーフモード)は最適だということです。
やはり、患者さんによって打ち方を変える必要があります。
脂肪の多い方、しわの多い方ではそれぞれ打ち方が変わって当然ですね。
そう考えると、たるみの王道治療はやっぱりウルセラです。
当院にはサーマクールがありませんので、たるみを解消しながら小顔にしたければ、ウルセラ+サブライム(+モチーフIR)がベストでしょうか。
こちらの方がウルセラ+サーマクールより安くすみます。
(ちなみに中野医院ではトリニティプラスは1回10万円だそうです。当院の2倍!!)
最近では、ボトックス注入やヒアルロン酸注入も併用すると引き上げ効果が増しますので、私としてはお勧めなのですが、なかなか皆さん及び腰の方が多いので非常に残念(悲)
それでは、そろそろトリニティプラスのキャンペーン、やりましょうか。
ウルセラはこの前注入系とのタッグでやりましたけど、また単独でやります。
11月以降を予定しておりますので、皆さま、乞うご期待。
そういえば、3か月まえに自分の顔に打ったウルセラの効果がでてきました。
体重は変わらないけど、久しぶりに出会う患者さんから、「先生、何かした?」と言われることが多いです。
みなさま、ちょっと痛いかもしれないけど、勇気をだしてウルセラ一発!
キャンペーン時のみですが、10万ちょっとでウルセラ360ライン打てるのは、おそらく当院ぐらいです。
ラインお友達のみですから、まだの方は登録は忘れずに。。。
美肌・美白レーザーとビタミンAのコラボで理想肌ゲット!
10月です。
寒くなったり、暑くなったりで体調管理が大変ですが、私は、毎日アスタキサンチン、ビタミンC、マルチビタミンなどなど抗酸化サプリは欠かさずのんで、体のサビ防止は忘れておりません。
奇麗なお肌も、毎日の手入れの積み重ねの結果であることは、言うまでもありません。
ヒアルロン酸、ボツリヌストキシン注射で形態はすぐに変化させることができますが、健康な生き生きとしたお肌は一朝一夕では出来上がりません。
当院では、エンビロンにくわえ、ドクターオバジが作ったデイリーケアシステム、「ZO SKIN HEALTH(ゼオスキンヘルス)」を採用しました。
ゼオスキンヘルスシリーズは、エンビロンと同じく「ビタミンA」の力で「肌を生まれ変わらせる」ことが可能なコスメです。
もはやそれは、「基礎化粧品」というより「医薬品」に近いものがあります。
本気の美しい肌を手に入れるためには、このような「本気のコスメ」でガッツリとビタミンAを皮膚に入れていかなければなりません。
エンビロンでビタミンAに馴染み、さらに上の肌レベルを目指して、ゼオスキンヘルスに行くのもよし。
ニキビ肌、毛穴肌でいろんな基礎化粧品を使ったけど「なにも変わらなかった」ので、ビタミンAパワーMAXの「ゼオスキンヘルス」にいきなり行くのもよし。
とにかく、「保湿」だけで何とかなると思い込みがちな「美容コスメ難民」の方に、ビタミンAのパワーをしっかりと実感できる「エンビロン」「ゼオスキンヘルス」をお勧めいたします。
そして、デイリーケアをぬかりなく続けて「お肌の底力」をしっかりつけるのと同時に、スペシャルなケアも必要です。
代表的なものは、ライムライト、SRのような美白中心のIPL治療ですが、当院ではルートロニック社のスペクトラを使用した「美肌・美白レーザー」も効果を実感しやすい施術の一つです。
このスペクトラは、いわゆる「Qスイッチヤグレーザー」の代表機種です。
532ナノメートルと1064ナノメートルの2波長を出すことができるため、日光によるシミ、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、入れ墨などの色素病変治療に使われます。
しかし、当院では「美肌レーザー」としての役割が多くなっています。
「スペクトラピール」とよばれるこの施術は、1064ナノメートルの波長を真皮層まで照射し、コラーゲン増生によるお肌のハリのアップ、毛穴の縮小を狙います。
(キュテラ社の提唱する「ジェネシス」とほぼ同じ施術法です。)
さらに、併せて美白も求めたい方には、「ルートロピール」というメラニンに反応する波長を使用した施術を併用する「デュアルピール」をお勧めしております。
「デュアルピール」の施術結果例はこちら。
いずれにしても、施術を繰り返すことで、少しずつ肌の状態が変わって来ます。
さらに、「お肌の底力」をあげるために欠かせないのは、肌表面の「整地」と「栄養補給」です。
それを実現するには、
「整地」➡「ハイドラフェイシャル」
「栄養補給」➡「イオン導入&超音波導入」
ハイドラフェイシャルは、以前のブログで解説した通り、「グリコール酸などによるケミカルピーリング+水流でのマイルドな研磨」で表皮を滑らかに整えていきます。
そして、浸透性が高まった状態でヒアルロン酸、パントテン酸(ビタミンB5)、トコフェノール(ビタミンE)、ローズマリー抽出エキスなどの美肌成分を入れて行きます。
さらに、エンビロンのプロフェッショナルケアシステムによるイオン導入&超音波導入で、ビタミンA、ビタミンCを重ねて導入していきます。
(エンビロンのケアシステムについては、こちら)
お肌の基礎体力を上げるための、この施術を2~4週間おきに繰り返すことで、回復力の早い健康的な肌を作っていきます。
1年もつづければ、かなりの結果が期待できます。
繰り返し強調しますが、デイリーケアは非常に大切です。
エンビロン、ゼオスキンヘルスシステムなどでの、ビタミンA、C、Eの継続的な使用は、シミ予防、しわ予防に絶対に欠かせません。
日本人は「お肌の保湿神話」を盲信しがちですが、「保湿」だけでは良い肌は育ちません。
美しい花は、「水分」と「肥料」と「外的から保護」があってこそ、きれいに咲くのです。
一瞬で肌質が生まれ変わる、魔法もありません。
地道に、地道に、日々努力あるのみです。
当院に通われている方で、美しい肌を手に入れている方の共通項は、ただ一つ。
「ずっと続けている」ということ。
少しずつの変化が積み重なり、1年後には大きな変化になっています。
その変化に気づかず、「あまりかわってないな」と判断された方は、途中でドロップアウトします。
もちろん、相性のあう施術に出会うことが最低条件です。
当院は、週14時間の限られた美容皮膚科枠ですが、美容皮膚科専門のクリニックと同等の(もしかしたらそれ以上の)、施術のラインアップがございます。
効果が出ない方には、私の美容皮膚科医としてのプライドにかけて、利益度外視のプランもご提案させていただくこともあります。
とにかく、あきらめず、いろいろとやってみることです。
一つの治療法で効果がなければ、次の治療を模索し、トライすることで治癒確率を上げることができます。
治療法に「改善率100%」のものが、この世に存在しない限りは、ある程度の投資は覚悟でいろいろやってみるしかないのです。
当院では、大手美容皮膚科と違い、過剰なセールス行為はつつしもうと思っています。
ですが、良いと思われるものを皆様にご紹介する責務はあると思っています。
これからも、最新美容知識を身に着けるため、努力は惜しみませんので、よろしくお願いいたします。
最後に、秋の美肌キャンペーンのお知らせです。
今回のデュアルピール、ハイドラフェイシャル、エンビロンイオン導入をセットにして、「美肌・美白スペシャルコース」と銘打って特別価格でご提供いたします。
通常、デュアルピール(18,000円)+ハイドラフェイシャル(15,000円)+エンビロンイオン導入(Wビタミンコース8,000円)の計41,000円/回(税別)を、5回コースをワンクールとして特別価格の149,000円(税別)でご提供させていただきます。
3種類の施術を約2時間でご提供いたします。
1回あたり、29,800円(税別)とかなりのお得なセットになっております。
毛穴、くすみなどの具体的なお悩みだけでなく、なんとなく元気ない肌を活性させるための作戦として、お勧めいたします。
まずは、トライです。
LINEお友達のかたには、さらに特典つきですので、この機会にお友達登録もどうぞ。
みぞぐちクリニック開院4周年、美容皮膚科3周年に思う。
この10月でみぞぐちクリニックは開院から4周年を迎えます。
美容皮膚科は開院1年後からですので、こちらは3周年。
初めは、キュテラ社から光治療器のライムライトと脱毛器のプロウェイブを購入し、ほそぼそと始めました。
「流行りの美容皮膚科で儲けたろ!」というよりも、「いかにして、元気にかっこよく、きれいに年をとっていくか、徹底的に追求したい!」との思いから始めました。
一般診療での利益をとことん最新美容医療機器につぎ込みました。
日曜はアンチエイジングと美容皮膚科の研修に東京まで日帰りで行くこともしばしばです。
週に14時間程度しか開いていない美容皮膚科のために、ここまで時間と資金と労力を費やすことになるとは、振り返ってみると自分でも驚きです。
東京での研究会では、美容医療の第1線で活躍されるご高名な先生がたに直接質問ができます。
リアルな話が聞けます。
それを自分の実臨床にフィードバックして、はたしてその言葉が本当かどうか確かめます。
効果がでれば、「おおすごい。いった通りやん!」
効果がでなければ、「うーん、メーカーの宣伝部隊かぁ?」
私はもともと内科医です。10年間ぐらいは循環器内科として、心臓カテーテル治療をやっていました。
循環器内科医というのは、「心臓の専門医」で「心臓のことしかわからない」と思われがちですが、実は全く反対です。
内科の中では、一番広い知識を身に着けるように自然になっていく科です。
例えば私は、胃カメラこそしませんが、一般的な消化器内科の病気は自分で勉強して様々な薬の使い方を覚えました。
皮膚科疾患もそうです。
まず自分が診ている患者は自分で治療するように心がけました。
そのためには、専門外でも自分で勉強し治療法を会得しました。
私が、内科医ながら皮膚科治療も一般的な診療レベルに到達しているのはその姿勢を続けたお陰です。
患者さんから「先生、皮膚科も診てくれる?」と尋ねられると、ふたつ返事で「OKです!」と応えることができます。
さらに最近は、他の皮膚科で治らなかった皮膚疾患も、漢方との合わせ技で治療します。
ニキビ治療では、通常の皮膚科では扱わない治療法も自由診療として取り入れています。
私は、人間の体や病気に対する純粋な好奇心がかなり強いのでしょう。
自分の専門外でも、ガイドラインや教科書をひっぱりだし、最良の解決策を模索します。
ただし、難治と思われる例や重症例の場合は、患者さんの利益を最優先し、しかるべき専門家に紹介します。
その診断・治療をご報告いただき、それを自分の診断能力にフィードバックして、皮膚科診療レベルをさらに上げるようにしてきました。
美容皮膚科やアンチエイジングの勉強も同じです。
この分野は、基礎をしっかり身に着けたのちも、常にアップデートしていかなければなりません。
皮膚科の専門医=美容の専門医とは言えない世界です。
美容皮膚科の領域だから、皮膚科の専門医でないと上達しない、などということは一切ありません。
美容皮膚科診療の基本は、内科医であっても、外科医であっても、しっかりと勉強すればマスターすることができます。
基本を身に着けた上に、さらに専門書を読み、一流のエキスパートに話を伺い、さらに実践を積み重ね、そして理論が正しいか自分の頭で考えるように日々努力すれば、いままでの専門が何科であろうと美容皮膚科に関する医療レベルには全く関係がありません。
大切なのは、常に勉強する姿勢です。
例えば、日本の美容レーザー会で最も有名であろうと思われるクリニックF院長の藤本幸弘院長の専門は「麻酔科」です。
藤本先生のブログはこちら
レーザーのすばらしさに魅了され、ご自身でアメリカヨーロッパに渡り常に最先端のレーザー医療身に着ける努力をされ、現在の地位を築かれました。
今では芸能人御用達のレーザークリニックを東京で開院され大成功を納めております。
この先生が「皮膚科専門医ではないから、美容皮膚科の医療レベルが低い」という同業者は、誰一人いません。
私自身としては、「~は専門医である当院へ」「~の治療は〇〇の資格をもったドクターのいる××クリニックへ」などと、いかにも、といった宣伝はしたくありません。
実は、私は2つの専門医を辞退しました。
「救急専門医」と「循環器内科専門医」です。
「ええっ!救急専門医ならずとも循環器内科専門医まで辞退するなんて、クレイジー!」と思われるかもしれません。
でも、この専門医、取るのはしかるべき医療機関でしかるべき経験をつみ、試験に合格しないと取れませんが、維持することはお金を払って学会に参加して点数を稼ぐだけでできるのです。
現時点では、更新のための試験もありません。
よって、実際に自分が現在やっている医療レベルと「専門医資格」は全く関係がないのです。
クリニックで一日中一般診療をしているドクターが、「救急専門医」や「循環器専門医」を名乗るのは、なんだが恥ずかしい気がします。
私は以前「救急専門医」として、第一線の現場で働いていました。「循環器内科医」としてカテーテル治療などを行い重症心臓疾患の患者を治してきました。
しかし、私にとって、それは過去の事実でしかありません。
現在の私の医療スタイルを表すのものではありません。
ですから、ことさら専門医を名乗っても仕方ないので、きれいさっぱりこの2つの専門医資格を辞退しました。
私は、人間の健康と美を守る手助けをする、ひとりの医師です。
ただ、シンプルにそれだけでいいかな、と思っています。
ですから、このブログを通じて、私の現在、そして未来への姿勢を感じ取っていただき、皆様にご評価いただこうと思っています。
狭い診療範囲に限られた「専門医認定証」なんていりません。
皆様の厳しくも優しいお言葉が、そのまま私への「ヒトの専門医」としての認定証なのです。
そして、その姿勢と医療レベルを、皆様に信じていただけば、私はこれからも最善をつくして頑張ることができます。
これからも、今まで同様、よろしくお願いいたします。
~内科・小児科から皮膚科まで、赤ちゃんから大人まで。ワンストップで相談できるのは、みぞぐちクリニックだけ!~